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  • 2011.03.27 Sunday
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DQ7 ルーメン5

「思えば ヘルバオムの時には ロッキーに助けられ そして 今度は チビィにも 助けられ……。
 ……ねえ リムさん。わたしは あいつらに なにか してやれたんでしょうか?
 あいつらが わたしに してくれたことに 見合うだけの なにかを……。
 ……いえ すいません。泣くまいと 決めてたのですが…… まったく 情けないことですな。」

一夜明け、町は平穏な様相を取り戻していた。もっとも、数々の魔物の襲撃、犠牲、そして自らの過ちの自認による動揺や心の傷は癒えてはいない。リムたちも当然、曇りない晴れやかな気分というわけにはいかなかった。チビィはシーブルの家の前で、簡素な手製の墓に手厚く葬られている。
だが、町は救われたのだ。今度こそ。チビィの力によって。
帰ろう、現代世界へ。チビィが救った、ルーメンの町へ……。


……というのが本来のルーメンシナリオであると思うのだが、どうも自分の周囲には、「ルーメン滅んじゃった……」というやつが、あまりにも多すぎるっ!!
なぜだ!?なぜあんなにかわいらしいチビィを倒そうなんて考えに至るんだ!?自分には全く理解できない、ああ、全く、だ!!
そんなわけだからかつてない密度と文章量で、ルーメンの町が一匹の心優しい魔物の犠牲のもとに救われる様を描いてみた。これでチビィの生きざまに感動した、うっかりルーメン滅ぼしちゃったあなた。ぜひドラクエ7をプレイし直す事を、強くお勧めいたします。


さて、今度こそ、との思いを胸に、みたび現代世界のルーメンを訪れたリム一行。そこには活気にあふれる町の様子が広がっていた。
珍しい旅人であるリム一行を町の人々は歓迎し、ぜひこの町の勇者の墓を見て行ってくれ、と勧めてくる。
町一番の大きな屋敷に建てられていたそれは、かつてこの町が3度の危機――闇のドラゴンの封印、悪魔の植物ヘルバオムの襲来、巨大虫の大群の出現――に見舞われたとき、町を救った若き勇者、チビィの墓だ。「彼」は勇敢な男性で、命の危機を顧みず町のために戦ったが、そのときの怪我がもとで、若くして亡くなったという。ついでに、彼には4人の子分がいて、そのうち一人はリムという名前だったらしい。

また、町では少し離れた場所に住む変わった男、モンスターじいさんの話題も聞くことができた。彼はもともとルーメンで暮らしていたが、モンスターが好きで好きで仕方がないという変わった性格ゆえになじめず、町を出たのだという。
後の世で勇者の子分として語り継がれる事になる一行の助力がなく、ヘルバオムによってルーメンが滅んだときも、彼の先祖だけは優しい爆弾岩のおかげで生き延びたのではないだろうか……。


そういうわけでせっかくモンスターパークが解禁されたのだから、これをやらない手はないぞ!
誰も魔物慣らしを使えないってのがちょっと痛いが、弱めの魔物なら懐いてくれるはず!
久々にハンクさんやパトリックに会ってこよう。
とりあえず、今日はここまでだ。そろそろ寝よう。今日は日が昇る前に寝られそうだ……。

DQ7 ルーメン4

町の屋敷まで戻ると、シーブルは、協力してくれたリム一行に礼を言った。チビィのいる場所はだいたいわかっているのだから、また様子を見に行ってやるという辺り、まだシーブルも、悲しい別離を本心からは受け入れることができていないらしい。
しかしそのとき、外から甲高い女性の悲鳴のようなものが聞こえてきた。
慌てて屋敷を飛び出すリム一行。その前に、醜悪な虫が現れた。リビィにそっくりな虫の魔物、ヘルワームだ。
見れば今や町はヘルワームで溢れかえっており、人々は巨大な虫に襲われて逃げ回っていた。慌てて人々を襲う虫を片端から駆逐するリム一行。こいつらは、体力と攻撃力が高い上、二回行動もちだから結構強い。ラリホーが効くか効かないかの勝負だ。
切りの無い戦いを続ける中、シーブルのことが気になり、一行は屋敷に戻ることにする。屋敷の一階でヘルワームに襲われているシーブルを助け出すと、シーブルは礼を述べた後、何が起きているのか訊ねてきた。
虫に襲われた町の人間はみな口をそろえて、チビィが仲間の魔物を呼び、この町を襲いに来たのだと言っている。だがシーブルは、チビィがそんなことをするわけがないと断言する。そこに新手のヘルワームが、ヘルバオムの根が開けた床穴から現れ、一行は町の外への撤退を余儀なくされる。
しかし屋敷を出たリムたちは、周囲を完全にヘルワームの一群に囲まれてしまっている事に気付いた。マリベルが狼狽の声を上げる。
と、そこへ、屋敷の裏手から見知った姿が駆けてきた。チビィだ。
ここは危険だから早く逃げろというシーブルの言葉に全く耳を貸さず、チビィは屋敷を取り囲んだヘルワームの集団に向きなおり、激しく声をあげて威嚇した。気押され、ヘルワームどもが一歩下がる。チビィはそのまま、シーブルとリム一行を守るように、虫の大群との間に立つ。
だが数で勝るヘルワームの軍勢が、そのまま大人しく引き下がるわけがなかった。すぐさま一団の中の一体が、チビィに牙をむく。それを退けるチビィ。すぐさま一体、二体と新たな虫が現れるが、チビィの前に倒れ伏す。再度チビィは前に出、大声で虫たちを威嚇した。たまらずヘルワーム達は逃げ帰っていく。

「チビィ……おまえ わしらを守ってくれたのか……。
 ありがとう。おまえが こんなに強いなんて しらなかったから おどろいたよ。」

シーブルがチビィに駆け寄るが、それに答えるチビィの声は、ついさっき同族を蹴散らしたときの気迫が信じられないほど、あまりにも弱々しかった。

「チ チビィ! チビィ どうしたんだ!?」

シーブルが呆然と見つめる前で、力尽きたチビィの体は見る間に変色し、動かなくなる。
シーブルが叫んだ。

「チビィィィーーー!!」

DQ7 ルーメン3

現代世界のルーメンを訪れた一行は、またも予想を裏切られる事になった。ルーメンは変わっていなかった。相変わらず荒廃した様子で、生きた人間の気配などひとつも見当たらない。
度重なり過ぎる災厄に見舞われるこの町が哀れすぎるので考えたくはないが、ヘルバオムを倒してもさらにその後、町に何かが起きたのだ。そうとしか考えられない。
ちなみにこの時点で井戸に入って「はなす」コマンドを使うと、なんらかの設定をミスっているようなセリフが聞ける。
この町を真にあるべき姿に戻すため、やるべきことは決まり切っていた。もう一度過去のルーメンに向かうのだ。


みたび過去のルーメンを訪れたリム一行。今回は、町がいきなり魔物に襲われているといった状況では無かった。
だが、町の人々はみな口々に不安を訴える。シーブルが飼っていたペットの虫が、短時間のうちに人を襲えるほどの大きさに成長してしまったのだという。実際その姿は、どうも一般にはひどく不気味なものであるらしい。
また、ヘルバオムの根によって家の床に大穴をあけられた老人は、ヘルバオムが滅びた筈なのに、地下から妖しげな物音が聞こえてくると気味悪がっていた。
シーブルのもとを訪ねると、確かにチビィは大きくなっていた。しかしシーブルはチビィのことを溺愛しており、この賢いペットのいない生活など考えられないとまで言い切った。チビィもシーブルの言うことを聞いており、与えられた餌の食べ物をおいしそうに食べている。人に害なす悪辣なものであるかどうかの判断はまったくつかない。ただ明らかなのは、これがただの虫ではなく、ほぼ間違いなく何らかの魔物であろうということだった。
そのとき町の住人がシーブル宅を訪れ、そんな化け物は町に置いておけない、始末するか、それがだめでもせめて遠くの山にでも捨ててきてほしいと言う。シーブルは抵抗するが、目を覚ませ、と、男はシーブルを突き飛ばした。
その途端チビィは大声を出し、敵意むき出しといった様子で男たちを睨みつけた。人間を襲う、危険極まりない(と思いこんでいる)化け物ににらまれた男たちはたまったものではない。慌てて屋敷から出て行った。
シーブルはチビィの優しさを感じ取り、礼を言うが、これで町の者たちは、完全にチビィのことを誤解してしまった。
屋敷を辞したリムたちは、町の中央の広場に、町人たちが集っているのを見付ける。みなが、この町の新たな脅威である凶暴な化け物虫を退治しようと殺気立っていた。誤解であると言っても通じないばかりか、彼らはリムたちにチビィを退治してくれないかと頼んできた。一も二もなくお断り申し上げるリム一行。人々は多少落胆した様子であったが、所詮相手は闇のドラゴンやヘルバオムのような大物と比べてしまえば、虫一匹だけである。自分たちで何とかし、町の未来を守り抜こうと、殺気立った目で頷き合う。
リムたちは慌ててシーブルの屋敷に駆け込み、事の次第を説明した。シーブルは一瞬とりみだしたが、やがて決断したらしい。
当初の町の人々の申し出通り、チビィを山に放す、と。町の人々は、チビィがルーメンの町中にいるのが気に食わないのであって、さきにチビィを逃がしてしまえば、まさか追って殺す事もしないだろう。愛する存在との別離はつらいが、生きてさえいてくれれば……。
チビィを逃がす計画にリム一行も協力を申し出、その日の真夜中、彼らはそっと町をぬけだした。心配であった町の二弦に見つかることなく、騒ぎにもならず、彼らはルーメンの東にある丘まで辿り着いた。
シーブルはそっと、チビィに語りかける。

「おまえの大好きなエサもたくさんあるし おまえの好きなオモチャもある。
 それから ケガをした時には こっちの薬草をのむんだ……って いくら おまえでも わかんないか。
 わしも うっかり者じゃな。薬草なんて 持ってくるなんて。ハハハハ……。
 ……………。
 …チビィ ごめんな。こんなことになって……本当はずっと おまえと いっしょにいたかったよ。
 でも このままじゃあ おまえが 危険にさらされるんだ。だから……だから お別れだ。
 チビィや わしら人間の 勝手をゆるしておくれ…… どうか 人間を うらまんでくれ……」
「プギー プギー!」
「来ちゃダメだ チビィ!! おねがいだから 来ないでおくれ。
 わしらは もう いっしょに いられないんだよ。わかってくれ チビィ……。」
「プギー プギー!」

去ろうとするシーブルにチビィは追いすがるが、人間たちはその場から逃げるように、素早く姿を消してしまった。あとには一匹、チビィだけが取り残される。

「プギー……。」

DQ7 ルーメン2

現代世界に戻ったリムたちは、船を出し、新たに復活した小さな大陸に向かう。はたして確かにそこに、目的の大陸は存在した。見慣れた地形も、ほとんどそのままだった。視界に飛び込んできたのは、闇のドラゴンの塔、そして、廃墟と化したルーメンだった。
町は荒れ果て、見る影もなく荒廃し、かろうじて町を囲む塀が原形をとどめている程度。家は残骸しか残っておらず、過去世界の、まだ眼前の惨状と比すればはるかにきちんととした町としての体裁を整えていたルーメンを目撃したリムたちでなければ、そこに家が存在したことすらわからないかもしれない。
町からはずれた場所にはモンスターパークなるものの作成を夢見る男がおり、まもののエサを譲り受けることができたが、今はそれ以上にルーメンの行方が気掛かりだった。
闇のドラゴンを倒したあと過去世界のルーメンに何かよからぬことが起きたことは明白である。その災厄を断ちに、再び過去世界のルーメンへと向かうのだ。


同中でなついたホイミスライムをモンスターパークに送りつつ、過去のルーメンに戻ってきたリム一行。そこで彼等が見たのは、町の石畳や地面を突き破って天へ向かって延びる触手。とはいってもそれは一本一本が人間の胴よりはるかに太いようなものであり、それが街じゅういたるところから生えていた。それはヘルバオムの根。醜悪な蔦が平和な町を蹂躙し、うごめく様は、まさに地獄絵図といってよかった。
慌てて駆け寄ったリム一行の前で、蔦に囚われ身動きも取れない様子の男性が苦しげにうめく。駆け寄る間もなくそのまま男性は、地中へと飲み込まれた。また別な根に絡み取られた詩人風の男性も、逃げろと言い残して、リムたちの眼前で地下へと消える。

おぞましい無数の怪物を、リムのメラミで焼きつくし、マリベルの放ったかまいたちで切り裂き倒して行くが、まるでキリがなかった。この根をいくら倒しても、ヘルバオムはさしたる痛手を受けることがない。どこかにいるはずの本体を探し出し叩かなければ、この町を待つのは滅びの未来ただ一つだ。だが、この根の数は尋常ではない。ヘルバオムの本体はすぐ近くにいるか、あるいはもしかしたらもう町の中にいるのかもしれないという。
町長シーブルの屋敷は特にひどい有様で、一階は完全に根に制圧されていた。シーブルはロッキーと名付けたらしい爆弾岩と共に二階に避難していたが、直後床を突き破ってヘルバオムの根が襲って来た。怯えるシーブル。だがリムたちが構えるより早く、ロッキーが根に向かって転がり出した。危ない、と制止するシーブルの声にも構わずロッキーは無数の根の中心まで到達すると、爆発した。
閃光が収まった後、そこにはヘルバオムの根も、ロッキーの姿も無かった。爆弾岩の名前を叫び、焦げた床のほうに駆け寄るシーブル。だが、最早、懐いてしまったかわいい魔物を救うすべはなかった。これ以上の犠牲を出さないためにも、一刻も早くヘルバオムの本体をたたかねばならない。
前回ヘルバオムがこの町を襲ったとき、本体は町の東の丘の上にいたが、今回その場所にヘルバオムはいなかった。おそらく地下にもぐり、根だけを伸ばし、町を襲っているのだろうとシーブルはいう。
地下という言葉にヒントを得、リムたちは街の片隅にある井戸へと突入した。魔物に制圧された状況では神父やシスターが身を潜めていた、さして広くもない地面だったが、果たしてリムたちが井戸へ入った瞬間、人間たちの進入を拒むかの様に、無数の根が生え出てそこを埋め尽くす。その奥には巨大な空間が、洞窟となって口を開けていた。
井戸にこんな空洞があったなら、飲み水をどう供給していたんだと思わないでもないが、今はヘルバオムを追うことが先決である。
ルーメンの地下にこんな空洞があったことに驚きながら、濡れた地面の感触と、ヘルバオムのものであろう不快な悪臭に耐え、最深部まで到達したリム一行。

マリベル「うええ。近くで見ると
  すごく 気持ち悪いじゃないよ。
  これでも 植物なの!?
ガボ「うひゃーっ! こいつって
  オイラの きらいな ニオイが
  プンプンするぞー!
メルビン「わしも どう戦えばよいか
  わからんでござるが……
  ウネウネ動き回る 触手には
  気をつけたほうが いいでござろう!

いきなりマホトーンによって、リムの魔法が封じ込められるという非常事態発生。さざなみの剣(マホカンタ)……間に合わなかった。
こうなったら殴るしかない。援護や回復をガボとメルビンに任せ、マリベルと力押しで削る。メルビンがいてくれてよかった。

ヘルバオムを倒して町に戻ると、ルーメンの人々は、今度こそ訪れた平和を心から喜んでいた。
犠牲はあったが、町の命が絶えぬ限り、ルーメンが滅びることはないだろう。
シーブルも、ヘルバオムの根にくっついていたという珍しい小さな虫にチビィと名をつけ、可愛がっていた。この町は救われたのだ。
今回は大変な冒険であったが、人々の喜ぶ顔を見れば疲れも癒える。さっそく、今度こそ美しく発展しただろう現代世界のルーメンの姿を想像しながら、現代世界へと帰ることにする。

DQ7 ルーメン1

新たに完成した石版で訪れた世界には、ルーメンという町があった。
しかし町に入るなり、ベビーゴイルに襲われる。
どうやらこの町はボルンガなる首領のもと、完全に魔物に制圧されてしまっていた。おまけに、封印された世界特有の重く陰鬱な空気が一行を包みこむ。井戸の中に身をひそめながら神への信仰を守り抜くシスターの話によると、闇のドラゴンが羽ばたいた時、空に闇の戸張が生まれ、町は暗闇に閉ざされたのだという。
闇の封印がこの地を包む前に町を襲ったらしいヘルバオムという名前や、旅の扉から町へと歩く道すがらの小高い丘で発見した、枯れかけて不気味な悪臭を放つ植物のようなものも気になったが、今は魔物を倒し、この街に安穏を取り戻すことが先決であろう。
町で最も裕福そうな男性の家を占領していた魔物たちを追い払うべく、攻勢をかけるリム一行。

マリベル「ふん。あんまり
  かしこそうな 顔してないわね。
  でも こういうのに限って
  チカラは 強いんだから
  気を抜いちゃダメよ。
ガボ「よっしゃー!
  オイラ メシ前の 運動に
  はりきって いくぞー!
メルビン「やはり こいつを 倒さねば
  闇のドラゴンのいる塔に 入ることは
  できないようで ござるぞ。

風呂あがりのボルンガは別に強くはない。物理攻撃がちょっと痛いので、守備力をあげておくと安心、って程度だ。
魔物を追い払ったことで、男はまた自分の家で暮らす事ができると喜んでリムたちに礼を言った。ただ、一階でひたすらようすをうかがっている爆弾岩はそのままだったが。

ボルンガを倒して得た鍵を使い、この地を封印している元凶である闇のドラゴンが巣食う、ルーメンの西の塔に潜入。
最上階にて、目的のドラゴンを見いだした。ちょっとドット絵がしょぼいとか言ってはいけない。恐ろしい声を響かせてルーメンの人々を恐怖に陥れていたこのドラゴンは、どうやら魔物たちにも手がつけられないほど凶暴化しており、このままでは大陸自体が吹き飛びかねないらしい。
お供のベビーゴイルを2匹片付けた後、連戦で闇のドラゴンとの戦いになる。

マリベル「こ こいつが……
  闇の…ドラゴン!?
ガボ「くわーっ!
  めちゃめちゃ 強そうだぞ!
メルビン「この ドラゴンこそが
  人々から 光を奪った
  張本人で ござるな。
  リムどの!
  何が何でも こやつを 倒さねば
  町に光が 戻って来ないでござる!

まずはなにがなくともフバーハだ。息攻撃がキツすぎる。
リムがルカニで守備力を下げ、マリベルがドラゴン斬りやはやぶさ斬りで削る。
闇のドラゴンを打ち倒すと、封印が解き放たれ、闇の戸張が消えた。周囲が次第に明るくなる!天から神々しい、さんざめく陽光が降り注ぐ。
ルーメンに戻ると、町は活気を取り戻していた。事情を察した人間はリムたちを称え、礼を言う。この町に平和が戻ったのだ!
井戸の底に隠れていた一匹も駆逐した。心地よい達成感に包まれながら、光さす空を見上げ、思う。この町は、この石版世界はこれで救われた。さあ、現代世界に戻り、新たな旅に出発しよう!と。

DQ7 海底都市・現代

さーっ、ドラクエ7の続き続き!まずは現代海底都市!

ここの魔物は、襲い掛かって来ないどころか、普通にその辺歩いているし、話しかけられるし、とどめにみんな、とってもとってもかわいらしい。
ただ、自らの先祖を人間に殺されたという海の魔神、グラコス5世は、人間のことを嫌っていた。降りかかる火の粉は、払わねばならない!まあ、話しかけたのはリムたちなんだが。
だが、そんな彼も、人間は本気を出すと意外と強いとか、人間を恐れてもいるとか、ちょっと魔の抜けたところがかわいらしい。別に漢字の変換は間違えたつもりはない。

マリベル「あたしたちが 自分の先祖の
  カタキだとは 知らないでしょうけど
  これも 因縁ってヤツよね。
ガボ「なんか どっかで
  見たことのある 魔物だなあ。
メルビン「あやつの先祖を 倒したのは
  リムどのたちでござるか。
  さすがでござるな。

フバーハで息攻撃を軽減し、メルビンとガボに回復をまかせて削る。回復役が2人もいると流石に違う。
倒されたグラコス5世は、自分はまだ死ぬわけにはいかないと命乞いをする。かわいそうなので、聞き入れてあげよう。
「……ふう。やはり 人間は 油断ならん。おまえたちみたいな 弱そうなのさえ これだものな。
 あやうく 先祖と同じ 最期を とげるとこだった……。」
ああ、もう、この微妙に舌足らずで、威厳にかけた言葉づかい!かわいいなあ。かわいいなあ。爬虫類と両生類をこよなく愛する自分のハートはメロメロだ。はぁはぁ……。
かわいらしい海の魔神さまから、ふしぎな石版?を譲り受けて気分は上々。
さあ、次の地へ向かうとしよう。
プロビナはちょっと鬱になるから、ルーメン、ルーメンにしよう。あそこもモンスター好きの自分にとっては、どうにも悲しい話であるのだが、モンスターパークが解禁されるし、なによりもロッキーやチビィがかわいい。
大好きなエピソードだから、記事もちょっと気合入れて書くぞ!

DQ7 ぷにぷに

現代のハーメリアでは、大洪水から町の人々を守ったという老楽師の伝説が伝えられていたが、いまいち信憑性の高いものとは受け入れられていないようだ。強大な力を持つ魔物の存在がなければ、起こるはずもない大災害であるから、無理からぬことではある。
そんななか、高名な学者であるというアズモフなる人物は、この伝説が真実であったことを証明しようとしていた。ちょうど彼が町の堀で石版を釣り上げるところを目撃したリムたちは、石版を譲り受ける代わりに、東の山奥の塔を調査することを快諾する。この塔は伝説に出てくるものであるが、凶悪な魔物が住みついているため、おちおち調査にも行けず困っていたらしい。
山奥の塔、とはいうものの、現在では橋がかかり、ハーメリアから徒歩で行くことができるようになっていた。まずは地下室に入ってみる。すると、突然キングスライムが襲い掛かってきた。

マリベル「なによ こいつ
  かんむりなんか かぶっちゃって。
  スライムのくせに ナマイキね。
ガボ「いきなり おそってくるんだもん
  オイラ びっくりしたぞ。
メルビン「キングスライムでござるな。
  何匹かのスライムが 合体して
  この姿になると 聞いているが……。

かなり打たれ強い敵だったが、地道に削り倒す。
倒されたキングスライムは、何匹かのスライムに分裂した。ここまでか、と覚悟を決めた様子だが、相手が人間である事に気付いて訝しげだ。彼(話す口調は人間の基準ならば男のそれであるものの、もしかしたら彼女である可能性も捨てきれないが)の話によると、この塔の最上階に強い魔物が住みつき、スライム達は住みかを追われてしまったのだという。地下室に入ってきたリム一行を見るなり襲い掛かってきたのは、その魔物が襲って来たと勘違いした為だろう。
リムたちの目的が魔物退治である事を聞いたスライム、スラっちは、その魔物を人間が倒してくれるならありがたい、自分も協力する、といいだして仲間に加わる。パーティの最後尾でぷるぷるはねながら歩く姿がベリーキュート。ぷにぷに。幸せ。
同中スラっちの助力によって道を拓き、たどりついた最上階で待っていたのは、ギガミュータント。

マリベル「はあ〜。
  よくも まあ あんな図体で
  ここまで 飛んできたモンね。
ガボ「うわ〜。
  ぶっさいくな 魔物だなあ。
メルビン「ブキミな姿の魔物でござる。
  リムどの 何をしてくるか
  わからん。気をつけるでござるよ。

仲間3人からその容姿をフルボッコされる哀れなギガミュータント。フバーハとたたかいの歌でダメージを軽減すればどうってことはない敵だ。
魔物を退治すると、スライムたちはもとの生活に戻ることができると喜び、礼を言った。一行はそのぷにぷにの愛らしい容姿でぷにぷにをぷにぷにし、おまけにぷにぷにしてからハーメリアに戻った。
アズモフに魔物退治したことを告げ、山奥の塔で害のない魔物であるスラっちたちとの仲を仲介して、謝礼の石版を手に入れた。

次は海底都市だ。
う〜ん、しかし、もう7時だ。今日はそろそろ寝よう。

DQ7 英雄 職業:盗賊

今は、リムが魔法職、マリベルが物理攻撃職、ガボが職歴特技習得に走っている。
このままだと、マリベル離脱後が目に見えて辛い。明らかにつらい。リムが魔法戦士になればある程度フォローはできそうだが、限度ってものがある。
……そうだなぁ、アイラがスーパースターを目指すとすると、やっぱりメルビンには海賊とか魔物ハンターとか、その辺を行ってもらおうかな。
よしっ、それじゃ、決めた!まずは盗賊!!
転職なんて、適当にやってなんぼだ。

さて、転職がすんだら、次は、家の人たちやニコラに、メルビンさんを紹介しに行かないとな。
こういう、町の人々との会話が大好きなんだ。
それから、現代ハーメリアを探索して、メルビンの装備を整えよう。
いろんな人と話をして、そうしたら、今日はもう寝ようかな。

DQ7 メルビン加入

世界一高い塔はその名の通り、まさに天まで届かんという常識外れの高さを持っていた。扉は固く閉ざされていたが、ホットストーンが光り輝くと、それはひとりでに開かれる。さっそく中に入り込む一行。塔の内部では手ごわい魔物たちとの戦い、そして、嫌になるほど長い梯子が待っていた。ゲームだから普通に登れるが、この塔の梯子の長さは異常である。
最上階に辿り着き、いかにもなにかありげな台座の上で、マリベルがホットストーンを天に掲げる。
と、玉石がマリベルの手を離れ、ひとりでに浮かび上がって行く。慌てて台座から駆け降りたリムたちの前で、ホットストーンがひときわ強く光り輝いたかと思うと、次の瞬間、そこには鎖帷子を着込んだ老人が現れた。彼こそメルビン。敗北を悟り、魔王との最後の戦いに赴こうとした神が、最後の力をもってしてのちの世のために封じた英雄であった。
神が魔王に滅ぼされたこと、自分たちは魔王によって切り取られた世界を復活させるための旅をしていることなど、世界について知る限りのことをメルビンに話聞かせた。
メルビンは衝撃を受けた様だが、ひとつ重大な疑問を口にする。
魔王が神を滅ぼしたのに、なぜ世界は静けさに満ちているのか?
なにやら嫌な予感がする。その正体を突き止めるためにも、彼は、リム一行の旅の仲間に加わり、世界を見て回りたいと申し出た。断る理由は何もない。
これにて、心強い旅の仲間が一人増えた!わーいわーい。

うぜぇオッサンもいなくなったので、まず向かうべきは……過去ダーマ神殿!
フォズ大神官のもとで、メルビンを「職」につけなくては。
彼の転職はどうしたものかなぁ……。

DQ7 世界一高い塔

魔法の絨毯を手に入れたリム一行は、メザレの近くにある、山と湖に囲まれた風変わりな建物に足を踏み入れた。
中にいたのは半透明の戦士。神とともに魔王に挑み、滅びの運命をも共にした神の兵の魂だった。彼は英雄復活のための言葉を一行に告げる。
「英雄メルビンは玉石に封じた。玉石は復活の時が近づくと熱をはなちうごめくだろう。
 時が満ちれば運命によってさだめられた戦士たちが玉石を手に天への階段をのぼるであろう。」

玉石という言葉に思い当たる節があり、さっそくグランエスタードのホンダラのもとを訪れたリム一行。しかし彼らの目に飛び込んできたのは、子供にキャンディーを買い与え、家賃を払い、代金は自分が持つから旅行に行こうと酒場のバニーを誘惑する、はぶりのいいホンダラの姿だった。どうやら世界一の大金持ちブルジオがグランエスタードを訪れた際、ホットストーンを売りさばいてしこたま儲けたらしい。
ブルジオの本宅を訪れると、彼はホットストーンは渡せない、これは家宝にすると言って聞かない。だが英雄の復活にも興味があるらしく、その光景を見られるのならばホットストーンを持ったままリム一行の旅に同行すると言って強引についてきた。うぜぇ。
絨毯を使ってメダル王の城から、更に西の湖を超えて、世界一高い塔へとたどり着く。
小説版みたいに、どうせならホンダラと一緒に冒険してみたかったものだが……。

さーて、うぜぇオッサンは視界にいれないようにして、のぼるか!


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