ここ最近、過眠症らしく、どうにも眠い状態が続いていた。原因の一つには、グレイセスとエルミナージュとディシディアと13のおかげで大幅に生活リズムが崩れたこともあるだろうが、それにしても、睡魔のせいでパソコンの前にさえ座っていられなかったものだ。ゲームするのは平気なのだが。
で、13をやっているが、まず最も痛感した事はこれだろう。
黄色端子ダメだ。マジでだめだ。
HDMIケーブルはあらかじめ用意していたつもりだったのだが、どうやらいつのまにか親に使われていたらしい。仕方なく最初は黄色端子でプレイしたのだが、だめだ。
画数の多い漢字が読めない。
別に台詞やら何やらはフルボイスだから、読めなくてもかまわない。戦闘中のコマンドだって、だいたいが平仮名や片仮名(判別可能)だし、それでなくたって、ATBはどの魔法がどこにあるか記憶して、感覚だけで操作するものだ。
だが、致命的なのは、戦闘中のターゲットの漢字が読めないことだ。3種類くらい敵が出てきているはずなのに、
全部「PSICOM■■」に見えた。かろうじてそのあとに続いた「A」と「B」の区別はつくが、自分が知りたいのは同族間での区別では無くて、銃持ちの敵はどいつか、ということだ。
HDMIを新しく買ってきてつなげてみたら世界が変わった。やはりこうでないと……。
そういうわけで現在、第4章をまったり進めている。
いろいろと言いたいことはあるが、グレイセスやエルミナージュをはじめ、ほかのゲームと並行で進めているとどうしても歩みが遅くなる。おまけにあの高画質・高音質のせいで、できるだけ大音量でプレイしたい願望があるから、なかなか夜中は遊びづらい。システムや構成に関する細かい感想はせめて第11章まで進めてから記すとしよう。
とりあえず現時点では、一番衝撃的だったことをひとつだけ書くにとどめたい。
インキュバスとサキュバスがまともだった。
Wizやエルミナージュやっていると、まあ作品によって差はあるが、こいつらに関してはとにかくエロいイメージとドレインの恐怖感を植えつけられる。
自分の中ではサキュバスといったら基本的に色白でスタイル抜群で髪が長くて、全裸だ。そして妖艶なポーズをとっている。美人であることは言うまでもない。エルミのはちょっとヌルいと思う。最近だと楔のさっきゅんがヨかったな。
で、インキュバスのほうは……ちょっと、なんというか、エルミのアレのイメージが強すぎるが、まあ、実際あれが正解だと思う。気つけ薬解禁したいからって、前作の経験から無限化イベントのアタリをつけて低レベル帯でマドリエに突入した時は地獄なんてものじゃなかったが、あの容赦なく吸ってくる感じがいいんだ。
ドレインはもちろん嫌なものであるはずだが、けれども心のどこかでそれを悦ぶどMな自分もいる。だから自分は、淫魔組とヴァンパイア組のことは特別大好きなんだ。
だからこそ、13でインキュバスとサキュバスが出てきたときは目を疑った、というかぶっちゃけよくわからなかった。
だって13のあいつらほとんど見分けつかねぇし、まずどっちが男でどっちが女だ。
だいたいなぁ、あれは羽――だと思うが、なぜ身体の前に組むッ!さっきゅんもいんきゅんも、こことかそことか露出してナンボだろ。隠したらもはやそれは淫魔じゃないんだよ!!
それでなくたって今回あいつらは人間体でない。ディシディアのトランスティナのように、存在がCEROを引き上げることもないはずだ。だったらもっと、堂々と下ネタに走ればいいのに!
さっきゅんは女性でもかまわず妖艶な微笑みで誘惑し、いんきゅんは男性でもかまわず掘っちまう、淫魔たるもの、そういうのであるべきだ。想像するのはかなり嫌だが、自分の中の彼らのイメージはそんな感じなのだ。
……ちゃんと、包み隠さず全身見せてくれたら、さっきゅんもいんきゅんも、すごく美味しそうなんだけどな……。じゅるり。
ああ、本当に、13はなにもかも美しい。基本的に、金属や機械の多い、黒を基調としたそういう世界のほうが切りやすい。ビサイドよりザナルカンドのほうが切りやすい。モンスターも半機械的なやつが多くて本当に魅力的だし、画面の全てが美しくてたまらない。
なにから切ろうかな。やっぱりシ骸たん'sかな。
地味にセラ(クリスタル)もすばらしいよな。ハァハァ……。
しかし、湖でも遺跡でもどこでもそうなのだが、壁の無いところを進む時、「歩ける場所」をもっと足場のギリギリまで広げてほしかった。足場ギリギリに立って、美しい景色を眺めたかったのだが、今回「あと1歩前に出ればもっと遠くまで見えるのに……!」ということが多い。
あと、戦闘中に視点の変更はできないのだろうか。今は正直戦闘に必死でグラフィックを見ている余裕があまりないのだが、ディシディアのようにカメラぐるぐるしたい、召喚獣や敵のベストショットを探したい。それとも自分が操作に気付いていないだけだろうか。