恐竜をしとめ、意気揚々と歩く二人の前に、なぜか恐竜ばかり立ちはだかる。二回目以降はキスティスが「アルケオダイノス!」とすら言ってくれない、が…
流石にあまり相手をしている余裕はない、魔法は無限ではない、ストックの数は有限なものだ。一体倒したのだから良いだろうと、逃げ回る先で、また恐竜、そこから逃げればまた、恐竜。
この訓練施設はどうなっているんだ、おかしい、絶対おかしい。そもそも訓練施設というからには、SeeDを、そしてSeeDを目指すものを鍛えるために設置された設備のはず。訓練として剣を振り回すのも大事ではあろうが、実戦として生死をかけた戦いの勘を養うための、野生のモンスターを放し飼いにした空間だ。
そこにアルケオダイノスとは、見てみろ、この竜のライブラの記述を。「出会ってしまったら逃げたほうが良い」ようなモンスターを何故徘徊させておくのか、どう考えても、もっと弱い、それこそ草(グラット)を繁殖させたほうがいいのではないか。これでは逃げ足しか鍛えられない!
と、泣き言を言いながらとりあえず、もはや恐竜の巣穴とかした施設のど真ん中でセーブ。そういえば最近、ガンブレードを振るっていない。