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DQ7 ルーメン4

町の屋敷まで戻ると、シーブルは、協力してくれたリム一行に礼を言った。チビィのいる場所はだいたいわかっているのだから、また様子を見に行ってやるという辺り、まだシーブルも、悲しい別離を本心からは受け入れることができていないらしい。
しかしそのとき、外から甲高い女性の悲鳴のようなものが聞こえてきた。
慌てて屋敷を飛び出すリム一行。その前に、醜悪な虫が現れた。リビィにそっくりな虫の魔物、ヘルワームだ。
見れば今や町はヘルワームで溢れかえっており、人々は巨大な虫に襲われて逃げ回っていた。慌てて人々を襲う虫を片端から駆逐するリム一行。こいつらは、体力と攻撃力が高い上、二回行動もちだから結構強い。ラリホーが効くか効かないかの勝負だ。
切りの無い戦いを続ける中、シーブルのことが気になり、一行は屋敷に戻ることにする。屋敷の一階でヘルワームに襲われているシーブルを助け出すと、シーブルは礼を述べた後、何が起きているのか訊ねてきた。
虫に襲われた町の人間はみな口をそろえて、チビィが仲間の魔物を呼び、この町を襲いに来たのだと言っている。だがシーブルは、チビィがそんなことをするわけがないと断言する。そこに新手のヘルワームが、ヘルバオムの根が開けた床穴から現れ、一行は町の外への撤退を余儀なくされる。
しかし屋敷を出たリムたちは、周囲を完全にヘルワームの一群に囲まれてしまっている事に気付いた。マリベルが狼狽の声を上げる。
と、そこへ、屋敷の裏手から見知った姿が駆けてきた。チビィだ。
ここは危険だから早く逃げろというシーブルの言葉に全く耳を貸さず、チビィは屋敷を取り囲んだヘルワームの集団に向きなおり、激しく声をあげて威嚇した。気押され、ヘルワームどもが一歩下がる。チビィはそのまま、シーブルとリム一行を守るように、虫の大群との間に立つ。
だが数で勝るヘルワームの軍勢が、そのまま大人しく引き下がるわけがなかった。すぐさま一団の中の一体が、チビィに牙をむく。それを退けるチビィ。すぐさま一体、二体と新たな虫が現れるが、チビィの前に倒れ伏す。再度チビィは前に出、大声で虫たちを威嚇した。たまらずヘルワーム達は逃げ帰っていく。

「チビィ……おまえ わしらを守ってくれたのか……。
 ありがとう。おまえが こんなに強いなんて しらなかったから おどろいたよ。」

シーブルがチビィに駆け寄るが、それに答えるチビィの声は、ついさっき同族を蹴散らしたときの気迫が信じられないほど、あまりにも弱々しかった。

「チ チビィ! チビィ どうしたんだ!?」

シーブルが呆然と見つめる前で、力尽きたチビィの体は見る間に変色し、動かなくなる。
シーブルが叫んだ。

「チビィィィーーー!!」

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